子どもの頃から手を動かして何かを作る手芸が大好きで、ぬいぐるみや編み物、洋裁など本を見ながら色々作りました。
高校2年生になると段々進路の話が出てきますよね。塾に行き始める子も出てきたりして。
今思えば私の周りには幼稚園の先生、保母さん、歯科衛生士など将来なりたい職業がはっきりしてる子が多かったかも・・・
そんな中私は全然進路が決まらずやりたいことも見つからず・・・
「大学へは行ってみたいけど(ほぼ遊びたいだけ汗)これ以上机に向かって勉強するのは嫌だな〜」
とか、ふざけたことを思ってましたね。
相変わらず中華街でフラフラしてる時にふと、
「こういう布とか(チャイハネさんにあるような)勉強するようなところないのかな?」と思って、確か母に訊ねたかな?
そこで美大という新しい選択肢が出来てようやく高校の美術の先生に
「美大に行きたい」と相談に行ったのは3年生になる春休みのことで、
「今から美大目指すのか?ちょっと遅いぞ」
と呆れられつつもなんとか話を進めて美大へ行くための準備を始めたのでした。
鉛筆デッサンすらも初めての私は高3の4月から美大受験のためのアトリエに毎日通い、忘れもしない補欠の2番でなんとか志望校に合格することが出来ました。
大学では染織を学ぶので布を染めたり織り機で布を織ったり、バイトをしたりサークルに出たりと楽しい毎日でした^^
異国情緒や初めて見るようなファッションや雑貨が楽しくて、フラフラと通っていた中華街から進路まで決まるとは人生面白いものです。