About azoo

azooの想い

子どもの頃大好きだったぬりえは、世界の民族衣装のぬりえでした。
キャラクターのぬりえが主流なのにずいぶん個性的なものが好きだったんだな〜
我ながら思います。
 
そのぬりえを見ながら世界にはこんな素敵な衣装を着ている国があるのかと、
色を塗るよりも想像を巡らせている方が楽しかったのを覚えています。
思えばそれが私と「世界」との最初の出会いでした。
 
 
それから成長して高校生の頃はよく横浜中華街に遊びに行きました。
ご飯を食べに行くのではなく、お目当ての雑貨屋さんがあったからです。
 
そこには見たこともないアジアの雑貨やお洋服が所狭しと並んでいて、
私は特に生地(テキスタイル)に強い興味を持ち
大学進学も染織が学べる大学に進みました。
 
中でもインドのテキスタイルが大好きでインドに行ってみたい!
と思うようになり、知らない国に興味を持つきっかけとなったのです。
 
その後国際交流をしたり世界のことば、人に触れる機会が増え、
日本だけの価値観の中で生きるより広い世界を少しでも知る方が生きやすそうだと
思うようになりました。
 
 
当店のバッグは主にインドから届きます
インドの遊牧民の古い民族衣装をアップサイクルして作られています。
 
 
どんな方がこんな気の遠くなるような刺繍をしたのだろう?
どんな方が着ていたのだろう?
この服を着てどこを旅したのだろう?
 
 
そんな空想をしながら時間を忘れてバッグに見入ってしまいます。
遠い異国の地から届くバッグを手に取り、
彼の地、彼の人々を想う平和な時間を届けたい。
 
ことばも習慣も日本とは全然違う人々が生み出した素晴らしい手仕事。
日本の物と全く違うユニークなバッグが、
広い世界に興味を持つ小さなきっかけになるといいな…
 
そんな想いでこの素晴らしい手仕事をまとったバッグをお届けしたいと思っています。

 

azoo店主はこんな人

1968年8月神奈川県横浜市生まれ。
子どもの頃から手仕事と民族衣装が大好きで、高校時代に不思議で魅惑のエスニックの世界を知る。
それがきっかけで美術大学に進学、
染織を学びテキスタイルデザイナーとして就職。
 
その後結婚、一男一女に恵まれる。
子育てをしながら自宅でハンドメイド教室を開いたり委託販売をしたりしていたが、国際交流や世界のことばに興味を持ち
地元でそのコミュニティを17年間主宰することに。
 
とても楽しくやりがいのある仕事ではあったが人生の折り返しを過ぎた時に、
ずっと好きだったハンドメイドやエスニックの世界でやり残したことをやろう!と決意。
 
テキスタイルデザイナーの経験を活かしハンドメイド講師や販売もしつつ、エスニックで素敵な手仕事満載のバッグを皆様にお届けしています。

 
エスニックバッグ専門店azoo店主 いちむら きみこ